資産運用情報館

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実績値からリスクとリターンを考える

リスクとリターンとは

当投資シミュレーションでは、あなたが想定するリターンとリスクで、投資金額が将来どの程度増えるか、あるいは減るかについて、確率実験的な方法によってシミュレーションすることができます。

尚、当投資シミュレーションでのリスクとはリターンの振れ幅のことを指し、『資産が減少する可能性』とは異なる概念です。「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」という言葉があるように、高いリスクを取らないと高いリターンを得ることはできず、低いリスクしか取らなければ、低いリターンしか得られないという考え方が、当投資シミュレーションの背景にあります。

リスク・リターンの推計方法としては、ヒストリカルデータ方式、ビルディングブロック方式、シナリオアプローチ方式などが考案されていますが、この方式が正しいというものは存在しません。また、想定したリスクやリターンは、将来実現することが保証されるものでもありません。そのことを理解していただいたうえで、実績値を基とするヒストリカルデータ方式を用いて、リスクとリターンを想定する方法をご紹介します。

過去のリスクとリターンの実績値を調べる

当投資シミュレーションのページ下部にある『リスクとリターン』から、各資産の『合成指数』や各資産の合成指数の組合せによって構成される『投資プラン』の過去3年、過去5年、過去10年の実績を確認することができます。それをまとめたものが図表となります。

toushiplanbetsu1.pngヒストリカルデータ方式は実績値を基にリスクとリターンを設定するので、あなたが当投資シミュレーションに入力すべきリスクとリターンについて迷っているのであれば、まずは7つの『投資プラン』の中から、あなたが望む水準に近いリターンを選択し、それに対応するリスクを、当投資シミュレーションのリスクとリターンとするとよいでしょう。

実績値をからリスクとリターンを考えるときの問題点

実績値を基とするヒストリカルデータ方式には、簡単にリスクとリターンを想定できるというメリットがある一方で、さまざまな問題点も存在します。その代表例が、計測期間が異なるとリターンが大きく異なるという問題です。例えば、世界的な不況をもたらした2008年のリーマンショック前の期間から始まる過去10年(2006年12月29日~2016年12月30日)の実績値を参照すると、3%を超えるリターン(年率)を達成した『投資プラン』はありませんでした。逆に、リーマンショック後の日本株式の上昇のきっかけとなった2012年12月の第二次安倍政権発足前から始まる過去5年(2011年12月30日~2016年12月30日)の実績値を参照すると、4つの投資プランが10%を超えるリターン(年率)を達成しました。

この問題に対応するため、ヒストリカルデータ方式にはリターンが素晴らしかった計測期間とリターンがあまり良くなかった計測期間のリターンの中間点程度を、当投資シミュレーションのリスクとリターンの想定とするなどの工夫が考えられます。また、リターンに比べるとリスクは、計測期間が異なっても安定性がありますが、保守的な将来シミュレーションを導き出すために、最もリスクが高かった計測期間のリスクを当投資シミュレーションのリスクの想定とするなどの工夫も考えられます。尚、当投資シミュレーションでは、そうした問題点をある程度考慮した『想定値』を表示することもできます。しかし、リスク・リターンの『想定値』はもちろん将来のリスクやリターンを保証するものではないので、参考情報としてご活用くださいますようお願いいたします。

●当資料は、明治安田アセットマネジメント株式会社がお客さまの投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。また、法令にもとづく開示書類(目論見書等)ではありません。当資料は当社の個々のファンドの運用に影響を与えるものではありません。●当資料は、信頼できると判断した情報等にもとづき作成していますが、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料の内容は作成日における当社の見解に基づいており、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。また予告なしに変更することもあります。●投資に関する最終的な決定は、お客さま自身の判断でなさるようにお願いいたします。

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